violin case
Horn bag

いやはや、なんだかスゲ〜のできたっす(笑)
革の染色はお初でしたが、ここまでできれば上等上等。
やればできる子。

お客さんオリジナルのロゴも箔押しで。
目指してたパティーヌの雰囲気は出せたと思います。
ブラスなので当然金具はブラスを使用。

ショルダーストラップはしっかり現代風のウレタン&メッシュ仕様で、使用感は現代的です。
レストモッドですな。

茶色部分のパティーヌ具合は今後も他で使えそうですね。
染色もそうですが、どちらかといえば色止めに気を使いました。
100%色落ちを止めるのは革としては無理だと思いますが、出来る限りの対策済みです。

内装もいろいろとカスタム。



いままでで一番の難易度だったのではないでしょうか(笑)
無事に納品して気に入ってもらえたので、ようやく肩の荷が下りた感じ。
今日は発泡酒ではなくビール呑んでもいいですね。
patine
Berluti

量産仕事をジャンじゃかこなしつつ、たまに入る楽器ケースのお仕事。
今回はホルンケースなんですが、お客さんからのイメージは。。
「ベルルッティって知ってますか?」
「あぁ、知ってますよ。ジブリはわりと好きなので。」
「?」
「あんな雰囲気にしたいんですが。」

どうやら靴のブランドらしい。
借りぐらしの方ではなかった。


「こういう風な深い緑の革でホルンケースを作りたいんです!」
「やったことないのでわかりませんが、がんばってみます。」
と、言って受けてしまいました。
という事で調べてみた。
ベルルッティというお洒落で高級なブランドさんでした。
自分には縁遠い世界なので知りませんでした。
んでこの独特な風合いは「パティーヌ」加工というらしく。



専用の特注革をムラ染めしていくのだと。
ガンプラでいうとこのウェザリングみたいなもんかな。

違うな。
いやはや、未知すぎるな(笑)
さて、どうなることやら。。